ここでは、「Adobe PothoShop CC」や「Adobe illustrator CC」、「Lightroom Classic」といったAdobe Creative Cloudに最適なノートPCを紹介しています。
Adobe Creative Cloudが快適に動作するおすすめのノートPC3選
イラストやRAW現像、DTPにも十分な性能ですが、メモリが16GBと心もとないので、カスタマイズしておきたいところです。
DAIV 5Nと同等と考えるとコスパの良いモデルです。「Adobe Photoshop CC」と「Adobe illustrator CC」で並行作業するならこちら。
メモリが32GBとなっているのでもよいですね。
動画の編集加工を目的とするならメモリは64GBまでカスタマイズしておきたいところです。
これ以上の本格的なものを探すならまだありますが、このあたりは必ず確認しておきましょう。
目次
Adobe Creative Cloudを快適に利用できるノートPCとは
Adobe Creative Cloudは、クリエイティブ向けのソフトウェアが複数
Adobe Creative Cloudを快適に利用するために必要なスペックとは、どういったものでしょうか?
Adobe社の公式サイトから、見てみます。
おすすめ構成 プロセッサー 64 ビットをサポートしている Intel または AMD プロセッサー(2 GHz 以上のプロセッサー)* オペレーティングシステム Microsoft Windows 10*** 2018 年 10 月更新(64 ビット版)バージョン 1809 以降 RAM 16 GB 以上 グラフィックカード Photoshop グラフィックプロセッサー(GPU)カードに関する FAQ
を参照してください。ハードディスク容量 3.1 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(64 ビットのインストールの場合)。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(大文字と小文字が区別されるファイルシステムを使用するボリュームにはインストール不可) モニターの解像度 1920 x 1080 以上のディスプレイ(100% の UI 拡大率の場合) インターネット インターネットソフトウェアのライセンス認証、サブスクリプションの検証、オンラインサービスの利用には、インターネット接続と登録が必要です。††
ただこれは、あくまで必要最低限ということです。
ですのでソフトウェアメーカーの推奨値の倍ぐらいが快適に利用できる値となります。
とすると、
導き出されるのは
必須スペック
初めてAdobe Creative Cloudを利用するなこれぐらいを基準とすると良いでしょう。
プロセッサー | intel Core i5以上 / AMD Ryzen 3以上 |
---|---|
RAM | 16 GB 以上 |
グラフィックカード | GeForce MX 250 |
これなら、専用グラフィックスを搭載したスタンダードモデルでも問題ありません。
CPU内蔵グラフィックスでは、メモリをCPUと共用することから性能が低くても専用グラフィックスを採用しているモデルが良いですね。
推奨スペック
こちらは、DTPやデザイン、写真加工といった作業を本格的に作業する方向けのスペックとなります。
動画編集や加工を行う場合は、メモリを倍へカスタマイズしておくと良いでしょう。
プロセッサー | intel Core i5以上 / AMD Ryzen 3以上 |
---|---|
RAM | 32 GB 以上 |
グラフィックカード | GeForce GTX 1650 |
となります。
なぜそうなるか説明しておくと
メーカーが推奨しているスペックを読み解きます。
CPU
64 ビットをサポートしている Intel または AMD プロセッサー(2 GHz 以上のプロセッサー)
正直これだと何を言っているかわかりません。
現在販売されているパソコンで利用されているCPUではほぼクリアしています。
最近のCPUは1つのCPUの中に作業をする機能(コア)が2つ4つ6つと複数あるのが一般的です。
そのため、作業する機能の数が多いと同時に複数の作業を行っても快適に動作します。
ではその数はいくつが良いか?ですが
最低でも4つできればそれ以上ほしいところです。
結果、CPUは「Intel Core i5/ AMD Ryzen 3」以上を推奨します。
メモリ
メモリについては、
Adobeの推奨が「16GB」と書いてあるので、倍の32GBが推奨とします。
これは、Adobe だけで16GB以上利用するシーンもあり、その他ソフトを利用するなら16GBでも足りない場面があります。
できれば、メモリを2枚を搭載しデュアルチャネルのモデルを推奨します。
デュアルチャネルとは?
グラフィックス
グラフィックスは、
・NVIDIA GeForce
・NVIDIA Quadro
の中でも入手しやすいモデルを標準になっています。
専用グラフィックスは4年以内に発売されたものが推奨とも記載されています。
最低レベルで、nVidia GeForce GTX 1050 または同等であり、
GeForce MX250
GeForce GTX 1650
あたりを搭載したモデルは入門機と考えると良いでしょう。
ただし、
NVIDIA Quadro
については高額であり、プロの方が専用パソコンを探されている方向けとなります。
NVIDIA Quadro であれば、NVIDIA Quadro T1000を基準と考えるとわかりやすいでしょう。
興味のある方下記を参照してください。
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Adobe Creative Cloud推奨クリエイターノートパソコン:マウスコンピューター
推奨スペックを満たすノートPCとしては、以下のとおり
入門機
GeForce MX250を搭載した標準モデルのノートPC
メモリも潤沢です。
SSDとHDDのデュアルストレージのため普段使いにも問題ありません。
推奨モデル
メモリをカスタマイズすれば、PhotoshopやLightroom Classicを利用するなら十分なレベルです。
ノート用CPUですが、最新のGeForce RTX2060を搭載している点。
メモリも16GBと十分です。
グラフィック性能にこだわるならこちらが良いでしょう。
Adobe Creative Cloud推奨クリエイターノートパソコン:パソコン工房
パソコン工房はかなりジャンルが細かく分かれているので、目的別に探すには便利です。
ただ、スペックがアンバランスなものも見受けられるので、そのあたりの注意が必要です。
こちらは、RAW現像写真編集用ですが参考に。
専用グラフィックスは搭載していませんが、17.3インチと標準的なノートPCです。
どこが、RAW現像写真編集向けかといわれると、
ノート用CPUのCore i7とNVMe m.2 SSDを採用しているところですね。
逆に、グラフィック性能は必要ないですし。
Adobe Creative Cloud推奨クリエイターノートパソコン:NEC
NECは今までクリエイター向けノートPCを販売していませんでした。
しかし、今回新しく販売されたノートPCはクリエイターを意識したノートPCとなります。
「Adobe Creative Cloud フォトプラン」を1年間利用できるライセンスキーを標準添付
されているのも特徴的です。
ただ、メモリのサイズが少し少ない気がしますし、グラフィックスも専用グラフィックスを採用していないことから、
高負荷な処理には向きません。
Adobe Creative Cloud推奨クリエイターノートパソコン:日本HP
Intel Core i7とGeForce RTX 2060 with Max-Q Designを搭載したモデル。
記憶装置に2TB NVMe M.2 SSDを搭載しており容量不足になることはないでしょう。
こちらは、上記モデルより高性能なIntel Core i7と GeForce RTX 2070 with Max-Q Designを搭載したモデル。
純粋なGeForce RTX 2070を搭載したモデルより性能が落ちますが、それでも十分高性能です。
最後に
いくつか見てきましたが、選びやすいのは、
「マウスコンピューター」ですね。
パソコン工房は、探しにくいです。
販売されているパソコンについては、マウスコンピューターと競合する部分も多いですが、
ラインアップの多さがメリットでもありデメリットとなります。
動画編集や3DCGにはもう少し性能が欲しいところですが、モバイル用としても十分な性能です。
「Adobe Photoshop CC」と「Adobe Lightroom Classic」といった作業をするならこちらが良いですね。
DAIV 5Nと同等と考えるとコスパの良いモデルです。「Adobe Photoshop CC」と「Adobe illustrator CC」で並行作業するならこちら。
メモリが16GBとなっているので、322GBへカスタマイズしておくとよいでしょう。
また、「Adobe Premiere Pro」を利用するならメモリは64GBまでカスタマイズしておきたいところです。