動画編集ソフト「Adobe Premiere」が快適に動作する動画編集用ノートPCを【マウスコンピューター/DAIV】【日本HP】【パソコン工房/sense∞/iiyama】から比較しています。
最近では、Youtubeへの動画投稿を目的とした動画編集が一般化してきているだけでなく、子供成長記録のために動画を編集し保存するといった方、結婚式で流す動画の作成といった
動画を編集するといった方も多いかと。
そういった動画編集を行うにあたり、おすすめのノートPCについてみていきます。
おすすめノートPC3選
値段を抑えた入門モデル
全体的に性能を抑えたモデルですが、初めてのPCには十分すぎる性能です。
特に記憶装置に高速なM.2SSDを搭載しているのがポイントです。
こちらは、専用グラフィックスを搭載したモデル。
標準的モデルですが、メモリも潤沢ですしおすすめなノートPCですね。
スタンダードモデル
ゲーミングノートPCですが、グラフィックスにGeForce GTX 1650を採用したモデル。
メモリを強化すれば、十分クリエイティブにも利用可能です。
プロモデル
こちらは、グラフィックスに高性能な専用グラフィックスを搭載したモデル。
ディスプレイを追加し2画面での作業も快適です。
違いは、リフレッシュレートの高いディスプレイを採用している点です。
こちらは、メモリをカスタマイズしておきたいところです。
デスクトップ用CPUを搭載しており、性能はノート用Core i7と同等です。
DAIV 5Nと同等と考えるとコスパの良いモデルです。
動画編集に必要なノートPCのスペック
まず、どういったノートPCを購入したらよいか確認するために、必要となるスペック(性能)をみておきます。
動画編集で利用されるソフトウェアの推奨スペック
動画編集については、大きく分けて2種類。
家族写真や家族の動画を編集することを目的とした一般ユーザー向けソフトウェア
・Adobe premiere elements
・Power Director
・Video Studio
4K動画編集といったプロ向けソフトウェア
・Adobe premiere Pro
とあり、このうち「adobe premiere Pro」を基本とします。
「Adobe Premiere Pro」の推奨スペック
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Adobe Premiere Pro User Guide
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推奨仕様
Intel 第 7 世代以降 CPU または同等の AMD CPU
Microsoft Windows 10(64 ビット)日本語版バージョン 1809 以降
HD メディアの場合は 16 GB の RAM
4K メディア以上の場合は 32 GB
4 GB の GPU VRAM
推奨されるグラフィックカードの一覧については、Adobe Premiere Pro に推奨されるグラフィックカードを参照してください。
アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD
メディア用に追加の高速ドライブ
1,920 x 1,080 以上
動画編集用PCを選ぶポイント
動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」は、かなり高性能なPCを要求されています。
「Adobe Premiere Pro」を利用する場合は、
CPU:Intel Core i7(第8世代以降)
メモリ:32GB以上
専用グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1650(VRAM 4GB)以上
を基本とします。
さらに記憶装置は、OSをインストールするドライブにはSSDを搭載し、データの保存用にHDDを別途搭載しているモデルが良いとなります。
動画編集の推奨ノートPC
動画編集用ノートPCとして
・家庭向け動画編集用ノートPC
・プロ向け動画編集用ノートPC
といった観点から確認します。
パソコン工房(iiyamaPC/Sense∞):動画編集向け推奨ノートPC
パソコン工房(iiyamaPC/Sense∞):高性能動画編集用ノートPC
パソコン工房では、高性能なGeForce RTX 2080 SUPERを搭載したモデル。
メモリが16GBと動画編集をするには少なめなため、最低でも32GBできれば64GBへカスタマイズしておくと良いでしょう。
日本HP:動画編集向け推奨ノートPC
日本HPでは、クリエイター向けノートPCが2機種。
日本HP:高性能動画編集用ノートPC
標準モデルとなっていますが、家庭で共用のノートPCとしても十分です。
専用グラフィックスもノート用のGeForce RTX 2060 Max-Q Designとなっており、デスクトップ用のRTX 2060と比較し少し性能は落ちますが、それでも十分高性能です。
日本HPのクリエイター向けノートPC。
上記モデルより高性能な、GeForce RTX 2070 Max-Q Designを搭載したモデル。
メモリを64GBまで強化しておけば不満を感じることはないでしょう。
マウスコンピューター(DAIV):動画編集向け推奨ノートPC
マウスコンピューターからは、クリエイターブランド「DAIV」から。
マウスコンピューターはクリエイター向けノートPCのラインアップが多く充実しています。
マウスコンピューター(DAIV):スタンダード動画編集用ノートPC
15.6インチフルHD液晶ディスプレイとGeForce GTX 1650を搭載したモデル。
マウスコンピューター(DAIV):高性能動画編集用ノートPC
プロ用モデルとしてはこちらが該当。
ノート用CPUを採用していますが、高性能なモデルです。
メモリも大容量ですので、多くの場合は困ることはないでしょう。
デスクトップ用CPUを搭載しており、性能はノート用Core i7と同等です。
DAIV 5Nと同等と考えるとコスパの良いモデルです。
動画編集ならこちらの方が向いていますね。
ただ、メモリをカスタマイズ32GB以上へ変更しておきましょう。
最後に
本格的な作業を求めるなら、こちらが良いですね。
デスクトップ用CPUを搭載しており、性能はノート用Core i7と同等です。
DAIV 5Nと同等と考えるとコスパの良いモデルです。
今回確認した中では、最も高性能。
グラフィック性能は申し分ありませんが、ACアダプタが2つある特殊なモデルです。
メモリが16GBと少なめなので、グラフィック性能を考えると、64GBへカスタマイズしておくとよいでしょう。
この中でも、バランスが良いのは、
マウスコンピューターか日本HPですね。
パソコン工房は、高性能なモデルが欲しい方向けです。