AdobeRGBカバー率98%の液晶ディスプレイ搭載したクリエイターノートPCについて比較し、おすすめを紹介します。
おすすめのノートPC
17.3型4K UHDモデルを選択すると、Adobe RGBカバー率100%のディスプレイが選択できるだけでなく、カラー・キャリブレーションも可能です。
グラフィックス性能は低いですが、イラストや写真加工には十分な性能です。
メモリが16GBと少ない為、上位モデルも検討すると良いでしょう。
目次
「Adobe RGB比」と「Adobe RGBカバー率」の違い
この「Adobe RGB比」と「Adobe RGBカバー率」とはどういった違いがあるのでしょうか?
https://www.eizo.co.jp/eizolibrary/other/itmedia02_01/
ディスプレイメーカーである「EIZO」に詳しい説明があります。
液晶ディスプレイの色域を語る目安となる「面積比」表記と「カバー率」表記の違い。 Adobe RGBを例にすると、面積比では「Adobe RGB比100%」でも、カバー率にすると100%を下回ることが多い。実用に即しているのはカバー率なので、数字が大きいほどいいと勘違いしないようにしたい。
という説明があるように、Adobe RGBのカバー率が実際の色の再現率に影響してくることがわかります。
Adobe RGBカバー率が記載されていれば、わかりやすいのですがAdobe RGB比で記載されている場合は、目安として見るのが良いでしょう。
AdobeRGB比98%の液晶ディスプレイを搭載したクリエイターノートPC
情報については、随時更新いたします。
パソコン工房
パソコン工房からは、現在Adobe RGB 98%以上の製品は確認できませんでした。
AdobeRGB比100%の液晶ディスプレイを搭載したクリエイターノートPC
マウスコンピューター
デスクトップ用Intel Core i7-10700とGeForce RTX 2080 SUPERを搭載しており現在販売されているノートPCでは最上位モデルといってよいでしょう。
重量は約 4.65kgとノートPCでも中々見ることのない重さ。持ち運びはかなり辛いですが、性能を重視される方向けです。
Lenovo/レノボ
レノボから2機種
4Kディスプレイを搭載した15.6インチノートPC
10bitカラーが表示できるQuadroを搭載し、Adobe RGB 100%のディスプレイのため、
写真の画質にこだわる方だけでなく、医療用やCADといったプロの方でも利用できるモデルですね。
機能はそのままに、17インチと大きくなりました。
性能もノート用のCPUだけでなくXEONが選択できます。
マウスコンピューターと異なるのは、
GeForceかQuadroかですね。
日本HP
15.6インチ 4K OLED液晶とIntel Iris Xeを搭載したノートPC
DCI-P3カバー率100%ですが、Adobe RGBカバー率100%でもあり、色の再現率はとても良いです。
専用アプリで色域を変更できるのも良いですね。
ただ、メモリが16GBと少ないので気になる方はカスタマイズしておくとよいでしょう。
こちらの15.6インチ4K UHD 液晶ディスプレイを搭載した「プレミアムパフォーマンスモデル」と「エクスクルーシブモデル」の2機種
DCI-P3カバー率100%ですが、Adobe RGBカバー率100%でもあり、色の再現率はとても良いです。
違いは、NVIDIA Quadro RTX 4000 with Max-Q DesignかNVIDIA Quadro RTX 5000 with Max-Q Designを採用している点です。
メモリも64GBと大容量であり、動画編集も快適です。
こちらは、17.3インチ4K UHD 液晶ディスプレイをスタンダードモデルから搭載しています。
すべてDCI-P3カバー率100%のため、Adobe RGBカバー率100%となります。
なかでも上位モデル「プレミアムパフォーマンスモデル」と、「エクスクルーシブモデル」では「HP DreamColor」に対応したディスプレイを採用しているのもポイントです。
最後に
現時点で、ディスプレイにこだわったノートパソコンは、ほぼありません。
そんな中、ノートPCでここまでのもがあることに敬意を払いたいところです。