今回は「マウスコンピューター」の14インチのノートPC「DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）」をお借りしてのレビューとなります。
DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
本製品のポイント！
☑NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU
☑14型 液晶パネル (ノングレア / sRGB比100% / 120Hz対応 )
☑メモリ16GB、記憶装置 500GB NVMe Gen4x4 M.2 SSD
☑動作時間 (JEITA測定法 Ver.2.0) ：約 10.5時間
☑価格：269,800円(税込)～（記事公開時）
目次
- 1 スペック：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2 外観：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2.1 本体外観および添付品：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2.2 ディスプレイを開いた状態：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2.3 本体右側：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2.4 本体背面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2.5 本体裏面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2.6 本体左側：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2.7 本体前面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 2.8 ディスプレイ：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 3 キーボードとスライドパッド：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 4 各種ベンチマーク
- 4.1 CINEBENCH 2004ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 4.2 CrystalDiskMark ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 4.3 CrystalDiskInfo ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 4.4 Blender ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 4.5 V-RAY ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
- 5 最後に
スペック：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
まず、スペックから確認します。
14インチのモバイルノートPCで、インテル製AI対応CPU搭載モデル。
| DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC） | |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64bit |
| CPU | Intel Core Ultra 7 155H 搭載 |
| グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU |
| メモリ | 16GB PC5-38400 |
| M.2 SSD | 500GB NVMe Gen4x4 M.2 SSD |
| 液晶パネル | 14型 液晶パネル (ノングレア / sRGB比100% / 120Hz対応 )2,880×1,800 (WQXGA+) |
| 無線 | Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠 ＋ Bluetooth 5内蔵 |
| 重量 | 約 1.76kg |
外観：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
ここでは、「DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）」の外観を確認しました。
キーボードやスライドパッド、入出力端子などについても併せて確認しています。
本体外観および添付品：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
本体外観および添付品：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
マニュアル類：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ファーストステップガイド：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
本体と添付品についてです。本体とACアダプター、電源ケーブルそれ以外にマニュアル類が添付されています。
マニュアル類については不要なものはほぼありません。電源ケーブルは従来のものです。オプションでUSB Type-Cの電源がオプションでありますが、出力が100Wと標準のものより低いため性能が発揮できない可能性があります。
モバイル用の軽量なACアダプターが欲しい方にはカスタマイズしても良いでしょう。
冊子は以前に比べて手作り感がなくなりましたし、ファーストステップガイドもついているので、購入したときに不足品がないか確認できます。
ごくまれに、添付品が足りていないこともありますので、できる限り注意しほしいところ
ディスプレイを開いた状態：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
ディスプレイを開いた状態：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
ディスプレイは標準的な開度です。昔のノートPCならもう少し開かなかったのですが十分な開度といえます。とはいえ後ろにケーブル類の端子があるので、この開度は限界とも言えます。
本体右側：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
本体右側：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
左からUSB Type-C（USB 3.1）※画面出力に対応×1 / Thunderbolt 4 ×1※USB PD入出力に対応 ※画面出力に対応) / USB Type-A（USB 3.1）×1 / 電源端子
標準搭載されている電源は従来どおりのものですが、追加でACアダプターを追加した場合は利用可能。USB Type-Cを有効活用できるので余裕があればACアダプターは追加しておくとよいでしょう。
通常の電源が、180W、USB Type-Cの電源が100Wなので性能が必要なの場合は標準の電源、外出先や軽作業ならUSB Type-Cでも問題ないかと。
本体背面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
本体背面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
左からネットワーク（LAN）端子/HDMI端子/通気口
背面にLAN端子とHDMI端子、通気口が背面に集中しています。据え置きで利用することを感がられており、良い構成だと思います。
もっと快適に使いたいなら、Thunderbolt 4によるドックを接続するとケーブルの抜き差しは減るので、キーボードやディスプレイ、マウスといったものをセットで購入しておくとデスクトップPCと同じような使い方もk脳です。
本体裏面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
本体裏面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
スピーカーと思われるものが手前に２つ。裏面の足（？）は手前側に比べ後ろ側が高くなっており、吸排気を意識した構成になっています。専用グラフィックスを搭載しているので負荷の高い場面では廃熱が気になるようであればオプションにある、ノートPC用クーラーを選択しても良いでしょう。夏場は環境によって、熱がこもるので長く使いたいなら準備しておいて損はありません。
本体左側：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
本体左側：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
画像左側から、セキュリティスロット、通気口、カードリーダー、USB 3.0端子（Type-A）、ヘッドホン出力・ヘッドセット/4極(CTIA準拠)となっています。
カードリーダーのこの位置は、正直なんとも言えませんが、最近のカードリーダーの使用頻度を考えると妥当といえます。
本体前面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
本体前面：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
前面には閉じた状態でも電源ランプ見える状態です。
ディスプレイ：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
ディスプレイ：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
ディスプレイはノングレアということで液晶に映り込みが抑えられています。このあたりは問題ないでしょう。
カメラにシャッターがついており、これは評価できます。
キーボードとスライドパッド：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
やはり、入力デバイスの使い勝手は大事です。
ここでは、キーボードとスライドパッドの使い勝手を確認しました。
キーボードとスライドパッド：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
キーボードとスライドパッド：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
電源ボタンが右上に独立しているのは良いですね。キーボードの不満は矢印キー。前から言ってますが全体的に１段下にずらしてほしい。ついでに言うと下にずらして右シフトキーを大きくして、空いたところにWindowsキーを追加してほしいです。
スライドパッド十分なサイズ。物理のボタンがありませんが、このあたりはジェスチャーを理解していればよいでしょう。このあたりは好みといえます。
各種ベンチマーク
ここではPCの性能を図るため、各種ベンチマーク結果から確認します。
クリエイティブ作業の本格的なモデルですので、複数のベンチマーク結果をご紹介。
CINEBENCH 2004ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
CINEBENCH 2024ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
CINEBECINEBENCH 2024 GPUベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）NCH2024_GPU
GPU（System Requirements） 9184 pts
CPU（Multi Core） 283 pts
CPU（single Core） 80 pts
Mp Ratio 3.54 X
正直性能としては、NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPERの1.5倍。
モバイル用として考えるとかなり高性能です。
CrystalDiskMark ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
CrystalDiskMark ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
ディスクの速度は十分といえます。
CrystalDiskInfo ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
CrystalDiskInfo ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
採用されていたディスクは、MICRON。信頼できるメーカーと言えます。
Blender ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
Blender ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
3DCGを利用するなら、かなり高性能。メモリが16GBと少ないのでおそらく32GB以上にカスタイズすればもっと良い結果になったかと。
CPUのみと比べてもかなり高い高い値です。
V-RAY ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
V-RAY ベンチマーク結果：DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）
値としてはかなり高い値です。こちらもメモリが32GB以上あるともっと高い性能だった可能性があります。
最後に
今回は、DAIV S4-I7G60SR-C（S4I7G60SRCDCW101DEC）を確認しました。
クリエイティブな作業も十分な性能です。
キーボードはちょっと気になりますが14インチということを考えると十分、スライドパッドも問題ありません。
ノートPC用CPUとしても十分な性能ですし、グラフィック性能も十分です。
クリエイティブ作業を行うにはメモリが心もとないので、32GBへカスタイズしておくのは必須と感じます。モバイル用途しては少し重いですが持ち運べないわけではないですので、別途ディスプレイを追加しベースとして利用し、たまの打ち合わせ外出先にもっていくという利用も良いでしょう。
据え置きで使うならドックを合わせて利用するとモバイルにも快適に利用できます。
問題はメモリ、これだけは必須でカスタマイズを推奨します。
※内容は公開当時の内容であり、現在と異なる場合があります。