乃木坂46のCMで有名な「マウスコンピューター」とはどんなメーカーで、どういったクリエイターノートPCを販売しているかについてまとめました。
マウスコンピューターの概要について
株式会社マウスコンピューター(英語:Mouse Computer Co.,Ltd.)は、東京都中央区に本社を置く、パソコンの製造・販売を行っている企業(パソコンメーカー)である。通信販売によるBTOを主たる販売方法とする、いわゆる直販メーカーである。
マウスコンピューター自体は、株式会社MCJ(エムシージェイ)の一グループ企業となります。
パソコン工房も実はMCJグループの一員であり、iiyamaブランドのノートPCを販売していますが、ラインアップで共有部分もありますが棲み分けもされています。
マウスコンピューターの特徴
マウスコンピューターでは、近年クリエイター向けPCに精力的に取り組んでおり、他社と比較してもラインアップが最も充実しています。
特に、ノートPCのラインアップが特徴的で、モバイルに弱い点もあったのですがそちらも強化されました。
また、マウスコンピューターは、
☑24時間、365日の電話サポート
☑72時間以内の修理完了
※平均時間。状況によっては72時間を超えることもあります。
とパソコンに詳しくない人にも安心のサポート体制です。
マウスコンピューターの注意点
マウスコンピューターの注意点としては、下記のとおりです。
「送料」
「納期」
送料は以前まで「3,000円」でしたが、今年に入り無料となったモデルが出てきています。
以前はディスプレイを追加した際に送料が追加で必要だったのですが、現在はそれもなくなり買い易くなりました。
現在、色々な状況があり納期が遅れています。
これはマウスコンピューターに限った話ではないのですが、注文して届くまでしばらく待つことがあります。
マウスコンピューターのクリエイター向けブランド「DAIV」について
2016年に発売が開始されたクリエイター向けパソコンのブランド。名前は「Dynamic Approach Imagery of Visual」の略で、ダイブと読む。広告ビジュアル制作会社アマナの協力の元、製品開発が行われた
ゲーム用ブランド「G-Tune」が2004年からと考えるとかなり若いブランドです。
とはいえ、これから先を考えるとPCの需要を考えると、戦略的には間違ってないと思います。
マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」とクリエイター向けブランド「DAIV」の違いついて
マウスコンピューターのゲーム用パソコンのブランド「G-Tune」とクリエイター向けパソコンのブランド「DAIV」
ゲーム用パソコンについてもデスクトップPCとノートPCがありますが、ここではノートPCの違いについて説明します。
大きな違いは採用差ている専用グラフィックスの違いです。
「G-Tune」には「GeForce RTX 2070」を搭載したモデルがありますが、「DAIV」にはありません。
逆に「DAIV」はGeForce MX 250を搭載したモデルがあります。
この違いは、
ゲーム用PCのほうが高いグラフィックス性能が必要となること
また、採用されているディスプレイについてですが、「G-Tune」では「144Hz」、「240Hz」と高いリフレッシュレートを採用したモデルがあり、「DAIV」ではパネル色域「NTSC比 約72%(参考値 sRGB比換算 約102%)」「NTSC比 約94%(参考値 Adobe RGB比換算 約98%)」「DCI-P3比 100%」と色の再現にこだわったディスプレイを採用したモデルがあります。
ゲーム用にははFPSなどの応答性の高いモデルが採用されており、クリエイター向けには色の再現にこだわっているのも違いとなります。
また、さらにこだわる方のためにカスタマイズで追加可能なディスプレイに、ゲーム用に「LG 34GL750-B ( 曲面型 / 2560×1080 / DisplayPort,HDMI / G-SYNC / 144Hz入力 / HDR10 対応 )」がラインアップされているもの大きな違いです。
なお、PCを構成する重要なパーツとしては、メモリですが、ゲーム用PCよりクリエイター用PCのほうが容量が大きめです。
これは、同時にソフトを動かすことが多いクリエイター用PCを意識しているのがわかります。
構成を確認すると違いの出しにくい中でもきちんと棲み分けが出来てます。
両方することも考えた場合は、重要視するものがどちらなのか利用する時間や目的の割合から見合ったものを選ぶと良いですね。
販売中のラインアップについて
現在販売されているラインアップについてです。
DAIV Z4-I7I01SR-A
DAIV Z4-I7I01SR-Aのおすすめポイント
☑Thunderbolt 4ポート搭載
☑200万画素 (Windows Hello 顔認証カメラ搭載) Webカメラ
☑動作時間(標準バッテリー使用時最大)約 11時間
☑14型 液晶パネル (ノングレア / sRGB比100% / 60Hz対応)
☑決済日より約3営業日で出荷
CINEBENCH R23で、前モデルより1.1倍と性能が向上
14インチのノートPCとして、キーボードにはテンキーがない標準的なモデルで、矢印キーの上下キーPageUpとPageDownキーが配置されている点。
入出力端子として特徴的なのは、「Thunderbolt4」を搭載しており、ドックといった機器を利用すればさらに複数の機器と接続可能です。
また、「USB PowerDelivery機能」に対応しており、ACアダプターがなくても充電できて便利。
重量は975kgと14インチでは軽量で持ち運び用のノートPCにおすすめです。
DAIV Z6-I7I01SR-A
DAIV Z6-I7I01SR-A
☑前面:200万画素 (Windows Hello対応)
☑動作時間(標準バッテリー使用時最大)約 11時間
☑16型 液晶パネル (ノングレア / sRGB比100% / Dolby Vision対応)
☑決済日より約3営業日で出荷
CPUの性能はモバイル用としては十分高性能。
標準で搭載されているSSDもNVMe Gen4×4 M.2 SSDを搭載されおり十分高速です。さらに、NVMe M.2 SSDを追加しのデュアルストレージといった構成も可能です。
CINEBENCH R23の結果としては、前モデルより1割程度性能が向上しています。
Photoshopやクリスタ、Lightroom Classicといったイラストや写真加工にも十分な性能です。
DAIV R4-I7G50WT-A
DAIV R4-I7G50WT-Aのおすすめポイント
☑Thunderbolt 4ポート搭載
☑100万画素 (Windows Hello 顔認証カメラ搭載) Webカメラ
☑動作時間(標準バッテリー使用時最大)約 10時間
☑14型 液晶パネル (ノングレア / sRGB比100% / 60Hz対応)
☑決済日より約3営業日で出荷
Adobe Lightroom ClassicでのRAWデータ500枚の書き出し時間では約28秒作業時間を短縮
14インチのノートPCとして、キーボードにはテンキーがない標準的なモデルで、矢印キーの上下キーPageUpとPageDownキーが配置されている点。
入出力端子として特徴的なのは、「Thunderbolt4」を搭載しており、ドックといった機器を利用すればさらに複数の機器と接続可能です。
また、「USB PowerDelivery機能」に対応しており、ACアダプターがなくても充電できて便利。
重量は1.42kgと14インチと標準的ですが持ち運び用のノートPCとしてもおすすめです。
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
☑前面:100万画素
☑動作時間(標準バッテリー使用時最大)約 6時間
☑16型 液晶パネル (ノングレア / 165Hz対応)
☑決済日より約3営業日で出荷/翌営業日出荷サービス対応
旧世代ですがCPUの性能はノート用としては十分高性能。
標準で搭載されているSSDもNVMe Gen4×4 M.2 SSDを搭載されおり十分高速です。さらに、NVMe M.2 SSDを追加しのデュアルストレージといった構成も可能です。
Photoshopやクリスタ、Lightroom Classicといったイラストや写真加工だけでなく、Premiere ProやBlenderといった動画編集や3DCGといった作業にも十分な性能です。
DAIV S4-I7G60SR-C
DAIV S4-I7G60CB-Bのポイント
☑1TB NVMe Gen4×4 M.2 SSD搭載
☑100万画素 Webカメラ
☑動作時間(標準バッテリー使用時最大) 約 13.5時間
☑税込249,800円~
☑決済日より約3営業日で出荷
☑送料無料
sRGB比100%の14型フルHD液晶ディスプレイを登載しており、バッテリーも13.5時間と長時間持つのは良いのですが、重量が1.78kgと持ち運ぶには少し重めです。
オプション品のUSB PD対応 AC充電器が選択できるので持ち運びを考えるとカスタマイズし追加追加しておくと良いでしょう。
また、据え置きで利用するならノートPC用クーラーを追加しておくことをお勧めします。
DAIV Z6-I7G60SR-A
DAIV Z6-I7G60SR-A
☑前面:200万画素 (Windows Hello対応)
☑動作時間(標準バッテリー使用時最大)約 16時間
☑16型 液晶パネル (ノングレア / sRGB比100% / Dolby Vision対応)
☑決済日より約3営業日で出荷
旧世代ですがCPUの性能はノート用としては十分高性能。
標準で搭載されているSSDもNVMe Gen4×4 M.2 SSDを搭載されおり十分高速です。さらに、NVMe M.2 SSDを追加しのデュアルストレージといった構成も可能です。
Adobe Premire Proを使用した8K→2Kの変換作業では約68.2%、Adobe Photoshop でのニューラルフィルター適用では約76.9%作業時間を短縮
Photoshopやクリスタ、Lightroom Classicといったイラストや写真加工だけでなく、動画編集や3DCGの本格的な作業も十分な性能です。
DAIV Z6-I9G70SR-A
DAIV Z6-I9G70SR-A
☑100万画素 (Windows Hello 顔認証カメラ搭載) Webカメラ
☑動作時間(標準バッテリー使用時最大)約 7.5時間
☑sRGB比換算約100%
☑決済日より約3営業日で出荷
CPUの性能はかなり高性能。
標準で搭載されているSSDもNVMe Gen4×4 M.2 SSDを搭載されおり十分高速です。さらに、NVMe M.2 SSDを追加しのデュアルストレージといった構成も可能です。
専用グラフィックスはBlender Benchmarkによる、グラフィックスパフォーマンスにおいては、従来製品に比べ最大で39.4%向上しています。
グラフィックデザインだけでなく3DCGや動画編集をする方でも十分満足いく性能で、悩んだ場合はこちらを選ぶと良いでしょう。
DAIV N6-I9G90BK-A
DAIV N6-I9G90BK-A
☑200万画素 (Windows Hello 顔認証カメラ搭載) Webカメラ
☑動作時間(標準バッテリー使用時最大)約 8時間
☑sRGB比換算約100%
☑決済日より約3営業日で出荷
CPUの性能はかなりデスクトップ用CPUと比較しても十分高性能。
標準で搭載されているSSDもNVMe Gen4×4 M.2 SSDを搭載されおり十分高速です。容量も1TBと十分。メモリも64GB
旧モデルと比較してもAdobe Premiere Proでの4K動画をフルHDに変換する際の時間は2分36秒短縮、Autodesk ReCapでの約20GBの点群データの変換速度比較では12分18秒短縮。
グラフィックデザインだけでなく3DCGや動画編集をする方でも十分満足いく性能で、悩んだ場合はこちらを選ぶと良いでしょう。
モバイルとスタンダードのラインアップが充実しており、ハイエンドもあります。
特に、ミドルクラスの「DAIV R4-I7G50WT-A」は14インチでありながら「1.42kg」と軽量であり性能も十分です。
こちらは、マウスコンピューターのPCを確認する中で絶対に確認しておきたいモデルですね。
最後に
現在販売しているラインアップから確認しておくなら、下記3モデル。
DAIV R4-I7G50WT-A
メモリは16GBとクリエイティブ作業を行うには少し不安なため、メモリは32GB以上へカスタイマイズしておくと良いでしょう。
また、SSDが2つ搭載可能なため、データ保存用に追加しておくのも良いですね。
イラストや写真加工だけでなく、Blenderといった3DCGやAdobe Premiereといった動画編集にの入門機としても十分な性能です。
DAIV S4-I7G60SR-C
sRGB比100%の14型フルHD液晶ディスプレイを登載しており、バッテリーも動画再生で7時間と長時間持つのは良いのですが、
重量が1.76kgと持ち運ぶには少し重めです。
メモリは16GB、記憶装置は500GBと必要最低限でカスタマイズすれば動画編集や3DCGにも十分な性能ですので、高性能な持ち運び用ノートPCを
探している方だけでなく、コンパクトなモデルを探している方にもおすすめなノートPCです。
DAIV Z6-I9G70SR-A
ディスプレイには、キャリブレーション済みで、NVIDIA Studio 認定製品というのもポイントです。
メモリは32GBと本格的なクリエイティブ作業を行うには少し不安なため、余裕があればメモリは64GB以上へカスタイマイズしておくと良いでしょう。
また、SSDが2つ搭載可能なため、データ保存用に追加しておくのも良いですね。
イラストや写真加工だけでなく、Blenderといった3DCGやAdobe Premiereといった3DCGや動画編集を本格的にされる方にも十分な性能です。