クリエイター向けノートパソコンの中でも
「Auto CAD」や「Adobe CC」といった処理を専門にするQuadroを搭載したノートパソコンについて見ていきたいと思います。
おすすめは、
15.6インチクリエイターノートパソコンとしては、
Lenovo
マウスコンピューター
が良いでしょう。
では、クリエイターモデルの中でも高額な部類になる「NVIDIA Quadro」を搭載したパソコンとの違いなども気になる方のために、
そういった面も見ていきたいと思います。
GeForceを搭載したクリエイター向けノートパソコンについてはこちら。
目次
NVIDIA Quadroとは
CADやプロダクション3DCGのモデリング、医療イメージングなどといった業務用途に設計されており、OpenGLに最適化されている。そのため、ゲームアプリケーション向けのMicrosoft DirectX (Direct3D) に最適化されたGeForceシリーズと対比される。
ということで、CADや3DCG用のグラフィックスで本格的な作業するプロやプロユースの方。
建築の設計を行う企業の方。
でしょうか。
「Quadro」の特徴としては、
上の記載にある「OpenGL」に最適化されていること。
3Dの描画が正確に表示される点です。
なお、「GeForce」は高速に表示することを優先されているという違いがあります。
また、
GeForce が約1677万色表示
なのに対し、
Quadro が約10億6433万色を表示
できることから、より本物に近い色使いが再現できます。
そのため、CADやAdobeなどで、より正確な再現を求めるとなるとQuadro搭載するモデルとなるわけです。
では、各社のQuadroを搭載したパソコンを見ていきたいと思います。
マウスコンピューターQuadro搭載ノートパソコン
15.6インチモデル
価格は209,800 円 (税別)~
となりますが、
この中で買うならSSDとHDDを搭載している、
がおすすめです。
やはり、
NVIDIA Quadro P3200 / 6GB
というのは、すごいですね。
バッテリー駆動時間約8.1時間、グラフィックス搭載で2.3kgと軽量
となっています。
15.6インチのノートとしては、2.3kgというのは、普通です。
ただ、専用グラフィックスを搭載しているものとしては、珍しいですね。
日本HP Quadro搭載ノートパソコン
17.3インチモデル
VR対応17.3インチの
大画面ワイド液晶採用。
最高峰モバイルワークステーション。
こちらは、日本HPの最高級ノート
最上位モデルの「エクスクルーシブ」については
グラフィックスは
NVIDIA® Quadro® P5200 (16GB GDDR5)
を搭載
CPUにはXeonを採用していたりとパソコンではなくワークステーションというのがよくわかります。
なお、価格は ¥956,000(税抜)~
と価格も素晴らしいですね。
レノボのQuadro搭載ノートパソコン
17.3インチモデル
快適な作業性を誇るフラッグシップ・モバイル
・17.3型の大画面、4K ディスプレイを選択可能
・6コアのXeonプロセッサーまたは、第8世代インテルCore搭載可能
・ハイエンドのNVIDIAQuadro®シリーズのグラフィックス搭載
・VR対応、ISV認証を取得
選択可能なQuadroは
NVIDIA Quadro P620
NVIDIA Quadro T2000
NVIDIA Quadro RTX 4000
NVIDIA Quadro RTX 5000
となってます。
販売価格も¥321,840~
と良い値段がします。
15.6インチモデル
グラフィックスに
Quadro P520
を搭載
グラフィックスには、
NVIDIA Quadro T1000
NVIDIA Quadro T2000
NVIDIA Quadro RTX 4000
ディスプレイも
LEDバックライト付 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、1,677万色、16:9) 、光沢なし
LEDバックライト付 15.6型 UHD IPS液晶 (3840×2160ドット、1,677万色、16:9) 、マルチタッチ対応
となってます。
こちらは、
P53の性能にAdobeRGB100%を採用した最新モデル。
P53を選ぶよりこちらのほうがおすすめですね。
こうやって見ると
と17.3インチのモデルに比べ落ち着いた感があるスペックですが、それでもかなりの高性能ですね。
Quadro搭載クリエイターノートPCのまとめ
ノートパソコンの中では大きく3種類
17.3インチのディスプレイを搭載したデスクトップの代わりとして利用する
日本HP
Lenovo
の2機種ですね。
この中で選ぶなら、
日本HPとLenovo
のどちらかとなりますが、Quadroを複数から選べるLenovoは良いですね。
15.6インチのモデルとしては、
各社ありますが、
Lenovo
マウスコンピューター
あたりですかね。
とノートパソコンを見てきました。
こうやって見ると、目的が決まっていれば、サイズが決まりおのずとどれを買えばよいかわかるかと。
こう見ると、
日本HPとLenovoは価格も妥当ですし、ラインアップも良いです。
マウスは価格を抑えてあまり悩みたくない人向け(企業担当者向け)でしょうか。
富士通は、関係者向け。
Quadro搭載ノートパソコンは、まず日本HPを見ておくべきというところですね。
HP ZBOOK x2
こちらだけでなく、AMDの同等製品(AMD Radeon Pro)を搭載したモデルもあります。
ではでは。